「ゴールデンカムイ」感想

はじめに

ゴールデンカムイが最新話まで無料で読めるというキャンペーンをやっていたので、キャンペーンに乗っかって全部読んだ。きっと完結する頃には内容を忘れているので、簡単に感想等をまとめておこうと思う。

ちなみにアニメは1期だけ見て、その先はまだ見ていない。歳をとったからか先が長くて完結するかわからないアニメを見る気力が起きなくなってしまった。

感想

今回のキャンペーンでは288話分が無料であった。キャンペーン終了間近になって読んだのでだいぶ駆け足で読んでしまった。読み飛ばしてしまっている部分が多々あるはずなので、伏線まみれじゃないといいなと願っている。

さて本編についてであるが、敵味方がさまざまに入れ替わるので逐次状況を把握しておかないと展開がわからなくなりそうであった。主人公の杉元だけはヒロイックエイジのエイジばりにヒロインのアシリパさんの味方なので、そこだけは気を使わずに読むことができた。しかし、どうして杉元がそんなにもアシリパさんを守ろうとするのかがわからなかった(ゆっくり読めばわかるのだろうか)。幼馴染の手術費用を手に入れるだけなら、アシリパさんの味方をするよりも他の勢力に協力して分前をもらった方は確実なように思う。物語のボーイミーツガール部分なのでそこまで根拠を求めるのは野暮かもしれない。

なんやかんやあって金塊にたどりつくが、金塊の半分はそれで買った北海道の権利書のようなものであった。書類を発見したのちに残りの金塊を発見し、そこで最新話に追いついてしまった。

なんの捻りもない優しいお話なら、その権利書を元にアイヌが北海道を自治することになって終わりだろう。ただ、日露戦争後の政府がそんな権利書を認めるとは思えないのでそんな終わり方はしないと思う。今後の展開がどうなるのか楽しみである。

最後に

思いっきりキャンペーンを仕掛けた人間の意図に乗せられていることはわかっているが、完結したらコミックスを全巻揃えたい。