「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」感想

はじめに

待ちに待った「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」のメインストーリーを終えたので感想をまとめていく。EASYモードでプレイ時間は約20時間ほどであった。前作の「JUDGE EYES:死神の遺言」もEASYモードで同じくらいのプレイ時間であったので、メインのボリュームは同じくらいだと思う。

感想

予想通りであるが、「JUDGE EYES:死神の遺言」には遠く及ばないが十分の面白い作品であった。楽しみ方としては、1作目のファンディスクだと思ってやると過度な期待をせずに適切に楽しめると思う。

トレーラーの時点から玉木宏がめちゃくちゃかっこよくて玉木宏の登場を楽しみにやっていたのだが、本編では期待以上にかっこよくてプレイしていて痺れた。正直言えば、玉木宏のキャラクターの掘り下げをして欲しかったが、1作目の谷原章介のキャラクターも掘り下げはなかったのでそんなものかという気もする。また、1作目に引き続き"キムタクのドラマ"という雰囲気を感じられた点はよかった。

ゲームシステム自体は1作目に比べてよくなったと思う。特にマップ周りはナビシステムやタクシーが充実していてサクサク移動ができ、移動に関するストレスがかなり減った。戦闘に関しては大まかな操作は1作目と同様だったが、アビリティがかなり増えたと思う。サブクエをちゃんとやっていればスキルポイントが溜まって全てのスキルをゲットできるのだろうが、メインストーリーと最小限のサブクエしかやっていないので半分くらいしかスキルを獲得せずに終わった。それでもEASYでやっていたのでスキルまわりは雑にやっても難なくクリアできた。

やっていて気に食わなかった点が3つあった。1つ目は、キムタクが頑張る理由が弱いことである。ストーリーの根幹になる部分なのにそこが微妙だったのが残念だ。2つ目は、正直、第1章はあまりに"クサく"てやるのがしんどかったことである(第1章さえ抜けてしまえば、かなり"クサさ"はましになる。)。共感性羞恥的なものを感じてしまった。3つ目は海藤さんがあまり出てこないことである。俺たちのヒロインである海藤さんが脇役になってしまった...

最後に

1作目をやっていれば普通に楽しめる作品だと思う。やって損はない。