「JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered」感想

はじめに

いまさらながら「JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered」をやったので感想を記す。何故いまさら始めたのかというと、わしゃがなTVで紹介されていて気になっていたところに2021/09/24に新作の「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」が発売されるということを知ったからである。

 

感想

物語のあらすじなどは色々なところでまとめられているので、物語の内容にはあまり触れない。そもそもあらすじを書くと物語のあらなどが気になってくる性分なので書かない方がいいということに30歳を目前にして気がついた。

 

1番好きなゲームのジャンルがノベルゲームな私でも本作は非常に楽しむことができた。

ゲームシステム的に楽しめた理由は2つある。1つは難易度選択をできたことだ。たぶんストーリーをできるだけ楽しむために、難易度が最も低いモードで遊んだのがよかったのだろう。ただ、このモードでさえ戦闘を面倒に感じてしまったので本当にゲームに向いていないと我ながら思った。もう1つは、FPSとTPSのどちらでもプレイできたことだ。私は酔ってしまうためFPSが全くできないので、TPSで遊べるというのは非常に助かった。本作をやるか「BIOHAZARD VILLAGE」をやるか悩んだのだが、「BIOHAZARD VILLAGE」はFPSでしかできないので諦めた。昨今のゲームの主流がFPSなのはしんどいものがある。

 

幼少期の頃に「ヒーロー」、「GOOD LUCK!!」、「プライド」などのキムタク主演のドラマを親と一緒に見ていた。その影響もあってキムタクの独特の演技が今でも好きである。本作では自身がキムタクになりきって物語を体験でき、また最近のコンプライアンス等の都合からTVドラマでは絶対にできないような物語となっていて非常に満足できた。おそらく、このシリーズ以外で革ジャンを来てタバコを吸っているキムタクが殴り合いをしているシーンなど見ることができないだろう。タバコを吸いたいとは思わないが、革ジャンとウォレットチェーンは憧れてしまった。革ジャンとウォレットチェーンが似合う男に生まれたかった。

本作はキムタクのドラマにしてはかなりハードボイルドである。一応ヒロインらしき女性も出てくるが、メインヒロインは筋骨隆々の元ヤクザの相棒(海藤さん)である。メインストーリーにはほとんど恋愛的要素はなく、ひたすらに事件の真実を解明するために物語が進行していく。私としては非常にこの点もよかった。シナリオがシリアスなので、恋愛要素などに構うことなくただただ物語に集中できた。

 

最後に

「JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered」は税込 2,000 円以下で遊ぶことができるのにこの満足度とは恐れ入った。